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ＪＡＬが10月1日からの燃油サーチャージ（燃油特別付加運賃）の値上げ申請をしました。ＪＡＬやＡＮＡは特典航空券でも燃油サーチャージがかかりますので要確認です。

燃油サーチャージは航空燃油（シンガポールケロシン）の各日のスポット価格の3ヶ月平均によって適用額を確定し、3ヶ月間固定されます。また、3ヶ月間の平均燃油価格が１バレル当たり45米ドルを下回った場合はを廃止するとのこと。

先日、ＪＡＬが10月1日以降の燃油サーチャージを値上げ申請すると発表しました。こちら

各社も近日中に追随発表すると思います。

そこで、ＪＡＬ、ＡＮＡ、ノースウエスト航空の燃油サーチャージをチェックしてみましょう。

◎ANAの場合（片道）

＜2007年7月10日から2007年9月30日航空券ご購入分まで＞

日本＝欧州・米国本土・カナダ・中東 12,000円
日本＝ハワイ･タイ･シンガポール・マレーシア・インド 8,700円
日本＝グアム・ベトナム・台湾5,200円
日本＝中国　 4,100円
日本＝韓国　　1,700円
日本＝香港　 1,500円

10月1日以降は不明。JALに追随すると思う。

特典航空券でも同じく徴収。

◎JALの場合（片道）

＜2007年9月30日発券分まで＞

日本−香港 1,600円
日本−韓国 1,700円
日本−中国 4,100円
日本−グアム・台湾・フィリピン・ベトナム 5,200円
日本−インド・インドネシア・シンガポール・タイ・ハワイ・マレーシア 8,700円
日本−北米・欧州・中東・オセアニア 12,000円
日本−ブラジル 15,500円

＜2007年10月1日発券分から＞

日本−韓国 2,000円
日本−中国 4,700円
日本−グアム・台湾・フィリピン・ベトナム・香港 6,000円
日本−インド・インドネシア・シンガポール・タイ・ハワイ・マレーシア 9,900円
日本−北米・欧州・中東・オセアニア 13,000円
日本−ブラジル 17,000円

特典航空券でも同じく徴収。

◎ノースウエストの場合（片道）

アメリカ本土 12,000
メキシコ・カリブ・中南米 12,000
ハワイ 8,900
カナダ 12,000
ミクロネシア（グアム・サイパン）台湾・フィリピン 5,200
中国 4,800
韓国 1,700
香港 1,500
タイ・シンガポール 8,700

特典航空券ではかからない。徴収なし。すばらしい。（笑）

例えば、ＪＡＬの特典航空券をご夫婦、子供２人でハワイを発券すると10月1日以降は9900×4人×２（往復）＝79200円もかかってしまうんですね〜。特典航空券なのになんじゃこれっ？という値段です。特典航空券じゃなくて航空券を購入した場合やツアーを購入した場合なら初めから航空券代やツアー代だと考え納得できますが。

ノースウエスト航空だとこれがゼロ。ノースウエストが特典航空券に燃油サーチャージをかけないのは燃料コストは運賃コストと考えているからと思います。（これが当たり前の考え方）私の場合、成田ーマニラをノースウエストとＪＡＬを使い分けて何度か利用しておりますが、初めてＪＡＬで特典航空券を発券した時に、えっ！と思ってしまったものです。（笑）

石油価格の高騰による運賃コスト上昇を理由に運賃と別枠で徴収している燃油サーチャージですが、これだけ長期間実施され恒常化されていることを考えると、そろそろ航空券の価格（運賃）に含めてほしいものです。ＪＡＬさん、ＡＮＡさん〜お願いしまーす！